活動概要

2016年度第2回事例検討会
2016年度第2回事例検討会

認知症の人と家族のつどい

1.高齢期認知症のつどい

支部発足当初から開催しているつどいです。

以下の若年期認知症のつどいの開催を機に、そのつどいと区別するために高齢期と呼称するようになりました。

毎月第3土曜日、コールセンター(上通りのビル3階)において、午後、2時間程度開催しています。

参加者は毎回 15 名程度で、 オープン参加です。

家族の会の世話人のほか県庁職員、傾聴ボラ ンティア、介護事業所等の専門職も参加することがあります。

なお、世話人の中には看護や介護、社会福祉の専門職もおり、参加している家族に対して、適宜、介護のアドバイスや情報提供をすることもあります。

 

2.若年期認知症のつどい

2006 年から実施しています。

若年期認知症の人と家族は、高齢期認知症の人や家族と比して症状の現れ方や介護上の困難性の相違もあり、何より本人が介護者と共につどいに参加されることもあって、高齢期のつどいとは別のグループで開催するようになりました。

毎月第1土曜日、コールセンター(上通りのビル3階) にて、午後、2時間程度開催しています。

 

3.ケアメン(男性介護者)のつどい

家族の会に男性介護者の会員が増加し、2012 年より毎月第2水曜日、コールセンター(上通りのビル3階)にて、昼食(弁当代実費負担)を兼ねて約3時間のつどいを実施しています。

ここでは、家事全般、特に料理の仕方や仕事との兼ね合い、介護方法等、男性介護者ならではの家事や介護や介護サー ビス利用の情報交換などを行っています。

 

4.荒尾・玉名地区のつどい

熊本市内で開催されているつどいには距離的に参加しにくいとの城北地区の会員の要望もあり、2009年9月からつどいを開始しました。

さらに地域の介護者が参加できるように、荒尾総合文化センター、玉名市民会館、長洲町中央公民館、玉東町社会福祉協議会の4か所で場所を変えながら開催しています。

毎月第3土曜日、午後、約3時間実施しています。

支部会報「絆」の発行

1999 年から支部会報として“つばさ”を創刊しました。以後、休止期間があったものの 2007 年からは名称も新たに“絆”と変更し、今日まで発行を継続しています。

家族の会々員をはじめ、行政機関、関係団体等に本部の会報「ぽーれぽーれ」とともに送付しています。

会報の内容は、つどい開催の案内、つどいの中での悩みや相談に対する会員や専門職からのアドバイス、情報提供、世話人代表の随筆(ホッとオレンジコーナー)、専門職や家族からの声(つぶやき)、事例検討会や講演会・交流会などのイベントの報告等となっています。

世界アルツハイマーデーについて

毎年、厚生労働大臣からのメッセージや関係団体からの後援もあり、全国一斉活動として街頭でリーフレットを配布し、記念講演会や介護相談を開催して、多くの人々に認知症への理解を呼びかけています。

2005年度から記念講演会が認知症サポーター講座として位置づけられています。

2014年度の活動では、行政や関係機関に対してリーフレット6,750 枚を送付する一方、県下5か所で 1,240 枚のリーフレットを配布しました。

2015年9月21日には熊本県との共催で、熊本テルサにて記念講演会を実施しました。

家族の会本部の理事でもある片山禎夫氏による「若年期認知症と高齢期認知症の違い」 として、症状に合わせたケア方法や家族支援方法の違いを学ぶこと ができました。その後のパネルディスカッションは「認知症の人を地域で見守るためには」と題し、地域や行政の取り組みや家族の立場からの発言がありました。参加者からは、「熊本県の認知症の取り組みを理解した」「講演やパネラーの話の内容がわかりやすく温かさを感じた」「他の社会福祉団体の取り組みを理解することができ、参考にしていきたい」等の感想がありました。

アルツハイマーデー街頭活動
アルツハイマーデー街頭活動
アルツハイマーデー記念講演会
アルツハイマーデー記念講演会

リフレッシュ交流会

介護家族への支援事業として、日帰り旅行やリフレッシュ交流会を開催しています。

介護者の悩みや介護体験を話し合い、介護に必要な情 報や学習をしながら、介護者同士の交流を深め、日頃の介護疲れを癒し心身のリフレッシュを図ることを目的として実施しています。

年間2回(春・秋)、家族の会々員および介護家族に呼びかけ、認知症の本人と家族が食事や温泉を楽しみ、 気兼ねのない語らいと時間を共有し、今後の介護への励みとしています。

コールセンター事業

認知症コールセンター事業(認知症家族支援事業)は、2009年 7月から熊本県、2012 年から熊本市からも受託している事業です。 「認知症ほっとコール」の愛称で、認知症相談窓口として、介護家族の電話相談および面接相談も実施しています。

2011 年度から「認知症コールセンター機能強化事業」を追加受託し、専門相談員の配置もされ、コールセンターの広域啓発や県内各地域に おいての家族会の設立や運営支援を行う一方、相談員の資質向上とコールセンター機能強化事業の一環として「コールセンター事例検討」 を年4回実施しています。ここには、コールセンター相談員の他、熊本 県や市町村担当者、認知症疾患医療センター連携担当者、県内地域包 括支援センター職員、認知症医療・地域連携専門医研修者などが参加しています。

電話や面接による相談は、認知症介護の専門職や介護家族の約 10 名 の相談員が、水曜日以外、毎日対応しています。

2014 年度からは若年性 認知症支援コーディネーターが配置されました。

若年性認知症支援

老年期の認知症と違い、発症年齢が若く、異常には気づくが認知症と思わず受診が遅れます。初発症状が認知症に特有でなく診断しづらく、経過が急速で、BPSD が目立つこともあります。親の介護と重なって複数介護となったり、子どもの教育や結婚などの家庭内での課題や経済的な問題が大きいとされています。

年齢が若いために、初期の段階では認知症と診断されずに「うつ」と診断を受けたり、単なる怠け者 として周囲が対応したりすることがあります。家族も本人も誰に相談してよいか分らず、確定診断までに2 〜5年かかってしまうケースもあります。また、家族内だけの孤立化した介護となり、本人の認知症状を悪化させるだけではなく、家族までもが鬱病になってしまったケースもあります。

ここでは早期の確定診断や継続的な治療、専門的なカウンセリングが必要です。また、介護や医療保険サービスに留まらず、障害福祉サービス、障害年金制度、就労支援サービス等の生活全般にわたる支援が必要です。

介護する家族はいつも大きな不安を抱え、周りからは悩みが見えないことが多く、本人に限らず、介護家族に「いつでも気軽に相談できる」体制づくりが必要です。同時に、サービス利用においても住み慣れた自宅においてより良いケアにつなげるために、人や住まい、地域の理解などの環境を整えることも必要です。 

みどりの小路

(県からの助成金あり)

2014年9月から月1回、第3日曜日に若年性認知症の方々のふれあいの場として開催していた「みどりの小路」は、2016年2月から常設置を得、認知症の方とその家族の交流の場「みどりの小路inひかり野」として合志市に誕生しました。本人・家族・支援者が一緒になり昼食を作り、食事を楽しみ、近況報告など、居場所の一つになってきています。

今回の熊本地震の折、断水で入浴できなかった御家族が、ここでやっと風呂に入れたと、喜ばれました。これからは月1回ではもったいないので活用法などを模索しているところです。

認知症カフェ

2016年1月から第1・第3水曜日10:30〜15:30までコールセンターでカフェをやっています。

認知症の人だけでなくどなたでも気軽に立ち寄り、おしゃべりして癒しの時間になっています。随時参加可能です。


熊本市内認知症カフェマップ

熊本市内認知症カフェ一覧

熊本県内認知症カフェマップ

熊本県内認知症カフェ一覧